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モノコックボディ
車の部位や形式についての用語は、
事故車買取にあたって、
知っておいて損をすることはないかと思います。
ここでは「モノコックボディ」というものについて、
簡単な説明を与えます。
モノコックボディ構造というものは、
金属でできたフレームがない車体のことを言います。
「フレームがない」とわざわざ強調していることからも示唆されるように、
私たちは車というと金属のフレームによって
形が造形されていると思ってしまいがちですし、
実際、昔の自動車というのはそうでした。
ところが現代の自動車は、ほとんどが、
このモノコックボディ構造であるわけなんですね。
なぜ、わざわざフレームを排したのかといえば、
エンジンなどの自動車の内部機構の重みを
車両全体で支えることが可能になるために、
結果として従来のフレーム部にあたる部分を
軽量化することが可能になるのです。
軽量化に成功しさえすれば、
今度は、燃費が良くなるわけですね。
そして、事故に対しても、車体全体で、
ダメージを吸収できるということから、
車両、とりわけセーフティゾーンに該当するような部分の
安全性を高めるという働きもあるわけです。
このモノコック構造を知っておくことで、
事故時の破損イメージが変わってくることかと思います。
モノコック構造によって、
あらゆる衝撃が車両全体に伝わり安いという面もあるし、
ダメージが最小化されている場合もあるのです。