事故車買取価格の内訳
事故車買取価格の内訳の例です。
下記は、年式がかなり古く、
走行距離ももうすぐ10万kmになるホンダのシビックです。
この中古車販売価格は、38万円くらいで販売されています。
このくらいの価格で販売される車で更に事故車となれば、
車本体の価値としては、ほぼ0に近い買取価格になります。
では、事故車買取価格の内訳を見てみましょう。
車種 |
ホンダ シビック iE CD |
---|---|
排気 |
1500cc |
年式 |
平成14年 |
走行距離 |
88,000q |
車検の残り期間 |
1年9が月 |
売った時期 |
平成25年8月 |
廃車買取り価格 |
7,000円 |
自動車重量税還付金 |
26,250円 |
自賠責保険料返戻 |
18,210円 |
自動車税還付金 |
12,700円 |
廃車手続き費用 |
-3,500円 |
買取金額合計 |
60,660円 |
買取価格が60,660円になっていますね。
内訳を見ると
廃車買取り価格が7000円になっています。
年式が10年落ちで走行距離も結構いってるので
車本体の価値としては、殆ど無いというわけです。
しかし、
- 自動車重量税還付金 26,250円
- 自賠責保険料返戻 18,210円
- 自動車税還付金 12,700円
このように車購入時に支払っていた税金や保険が戻ってくるため
予想以上の買取価格になっています。
ポイントは、車検の残り期間が1年9ヶ月というところです。
これだけの期間が残っているので
還付されるお金が多くなり、買取価格がアップしています。
次に車検の残り期間が5ヶ月の例を見てみましょう。
車種 |
トヨタ カルディナ |
---|---|
型式 |
E−ST190G |
年式 |
平成8年 |
走行距離 |
97,000q |
車検の残り期間 |
5ヶ月 |
売った時期 |
平成24年10月 |
廃車買取り価格 |
11,000円 |
自動車重量税還付金 |
6,250円 |
自賠責保険料返戻 |
4,100円 |
自動車税還付金 |
12,700円 |
廃車手続き費用 |
-3,500円 |
買取金額合計 |
30,550円 |
こちらの例では、
廃車買取り価格が11,000円で
先ほどの7,000円よりアップしているのに
買取金額合計が30,550円と半分以下になっています。
理由は、下記のように還付されるお金が
すくなくなってるからですね。
- 自動車重量税還付金 6,250円
- 自賠責保険料返戻 4,100円
- 自動車税還付金 12,700円
このように事故車というのは、
車検の残り期間が長くなると
買取額が期待できるということになります。
まとめ
車本体の価値がほとんどなくても
車検の残り期間が長ければ
自動車重量税還付金、自賠責保険料返戻金、自動車税還付金が戻ってくるので買取価格が高くなる