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燃料タンク
ここでは、自動車における燃料タンクというものについて
見て行きたいと思いますね。
燃料タンクというのは、その名の通り、
自動車の燃料たるガソリンの貯蔵部分のことを指しています。
この燃料タンクから、エンジン部分に
燃料が送られることになります。
この燃料タンクは、
ガソリンスタンドで給油する際の給油位置を想像すれば分かるように、
自動車の後部にあります。
その理由は、言うまでもなく、
事故による破損の確率が後方の方が低いためですね。
燃料タンク破損による燃料漏れは、
二次災害をもたらす危険性が極めて高いのです。
さて、この燃料タンクにある燃料は、
そのまま液体状でエンジン部に向かうのではなく、
一旦インジェクターという噴射装置を介して、
霧状となってエンジン部位に送られます。
問題は、このインジェクター装置なるものが、
機械的に細かく制御されているという点です。
ゆえに、このインジェクターが
ちょっとの破損を受けただけでも、
燃料タンクからエンジンへの正常なエンジンの送流が
途絶えてしまう可能性があるということですね。
事故車買取を行う場合、業者によって
驚くほど多くのチェック項目を設けている場合がありますが、
それはこのような細かい部位の、細かい作動について、
しっかりと確認を行うためなのです。
素人目には、外装がキレイなら、
まあ納得・・・と思ってしまいますが、
そんな単純ではないというわけのです。
いやはや、奥深い事故車買取の世界。